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平塚奈菜1位の会

遅咲きの天才グラビアアイドル平塚奈菜にトップを取らせるためのブログ

共謀罪の制定に反対し、法案の廃案を求めます

 私、グラビアDVDのレビューブログ「平塚奈菜1位の会」管理人のマサトヰシグロシャムロックは、安倍内閣が6日に国会審議入りし、成立を狙う「共謀罪」法案に強く反対し、廃案を求めます。

 同法案は犯罪行為の企画を相談する段階で処罰できるという内容で、行為を処罰するが思想や言論を処罰しないという近代刑法の大原則を覆すものです。皆さんが歴史の教科書で習ったことのある「治安維持法」の再来と言われ、憲法違反の法案です。

 安倍内閣はテロ対策を口実とし、組織犯罪者集団を取り締まるTOC国際条約を根拠にしていますが、TOC条約はマフィアや暴力団などの勢力を取り締まり対象にしたもので、テロリストは対象から外れています。同条約を起草する過程で、日本の代表も各国とともにテロリストを外すことに同調しました。

日本政府「テロは対象外に」/国際組織犯罪防止条約起草時/「共謀罪」論拠崩れる

(参考記事「しんぶん赤旗」3月23日付)

 テロ行為は国内法で対応できる状況であり、日本で共謀罪を成立させる必要性はどこにもありません。

 

 またグラビアDVDをレビューするブログを運営している者として、共謀罪には見逃せない問題点があります。

 共謀罪は国内の現行法に違反した者に適用する規定を設けており、対象となる法律は277に上ります。この法律の中に著作権法が入っています。

 私は拙ブログや「NEKOSOGI SHAMROCK」ブログでDVD作品のレビュー記事を書き、著作権法の引用の原則を踏まえてキャプチャー画像をその都度アップしています。私だけでなく、多くの方がDVDのキャプチャー画像を張った記事をSNSに投稿したことがあると思いますが、共謀罪法案が成立・施行されれば、そうした行為が著作権法違反だ、共謀罪だとしょっぴかれる可能性があります。

 例としては私のブログ読者が「このグラドルのレビュー書いてほしい、画像も上げてほしい」とメッセージを送り、私が「了解しました」と返信を送ったとします。この時点で警察当局が動き、「はい共謀罪で逮捕ね」とやってくることも法案の理屈の上ではあり得るのです。リクエストを受けた私がどんな画像をブログにアップするのか分からない、また多忙とか面倒くさくなったなどの理由で画像のアップをやめた場合でも、共謀罪でしょっ引かれる可能性があるわけです。共謀罪が思想を取り締まる犯罪、平成の治安維持法と言われるゆえんがここにあります。

 SNSに画像を張ると約束した、張るかどうかも決まっていないのに。そういう段階で逮捕されるかもしれないなんて社会になったら、画像を活用したブログは自粛して閉鎖が相次ぐでしょうし、SNS自体誰もやらなくなりますね。国会の大臣答弁では、電話やメール、LINEも共謀罪の対象になるとの考えを示しています。

 そういうものも言えない書けない昔の時代へ逆戻りさせず、みんなが伸び伸びとブログを運営できる、SNSで楽しくやりとりできる社会を続けるために、私は共謀罪に強く反対します。