「30+α」レビューその4(シャイニングスター、加納典譲監督)
ごぶさたしております。
早いもので、平塚さんの最新BD&DVD「美艶‐Bien」の発売が1週間と少しというふうに、目前に迫って来ました。
平塚さん自身も、注目を浴びた「DVDショップ巡りの旅」を再開させていますので、私も万障繰り合わせて後方支援に取り組もうと思います。
今回は、第2チャプター終了時点でレビューが塩漬けになっていた直近の作品「30+α」。これのレビューを仕切り直したいと思います。「美艶」を買う上での予習の一つと思って、ご笑覧くだされば幸いです。
さて第2チャプターで恋人と朝風呂とスキンケアでイチャイチャしていた平塚さんは、教師の役柄設定です。イチャイチャに時間を割きすぎたせいか学校に遅れそうになり、港町の道路を疾走している平塚さん。曲がり角で誰かにぶつかってしまい、M字開脚のポーズを取りながら転倒します。
(いずれも「30+α」第3チャプターから)
まあ私が男子学生として、出合い頭で若い女性とぶつかり、相手がこんなあられもない姿を見せたら「すいませんすいません」と平謝りしてその場をやり過ごし、その映像をしっかりと己が備えた高感度フィルムたる網膜に焼きつけておいて後で思い出して楽しむ…そういう行動を取るでしょうね。こんなベタベタな少女漫画のようなシチュエーション、人生40年以上生きていていまだかつてありませんけど。
しかし今の男子学生は進んでいるものですな。平塚さんとぶつかった学生は、取り出しましたるスマホで相手の了承を得ることもなく(まあ了承取って撮るもんじゃないだろうけど)、シャッター音を響かせて彼女のあられもない姿を撮影するのでした。
(いずれも「30+α」第3チャプターから)
平塚さんは、相手の学生が自身の学校の生徒と知り、毅然と画像を消去するよう迫ります。教職者として当然の態度と言えましょう。しかし生徒は画像をネタに言うことを聞けと言い、従わなければ知り合いに一斉送信すると言い放ちます。スマホの送信ボタンに親指をかけられ、平塚さんは卑劣な相手の要求にやむなく応じるほかありませんでした。
ここで疑問が一つ。平塚さんがぶつかった相手が同じ学校の生徒なら、なぜぶつかったのでしょうね。同じ学校なら進行方向が一緒なのですから、出合い頭でぶつかることはないはずです。考えられるのは、男子生徒は初めから平塚さんを陥れるつもりだったんじゃないでしょうかね。そうだとしたら、非常に狡猾な人間と言えます。
人気のない場所まで平塚さんを連れ出した学生は、彼女にスカートをたくし上げさせ、その姿を撮影します。嫌そうにスカートを上げて前方をにらみつけたり、シャッター音が響くと顔を背ける平塚さんが、こんなシチュエーションながら魅力的に見えてしまいます。
(いずれも「30+α」第3チャプターから)
平塚さんへの屈辱の時間はまだ始まったばかり。生徒は撮影だけでは物足りないと言わんばかりに、己の指を彼女の耳や首筋に這わせ、ブラウス越しに胸をつかみます。こんな狼藉者がいたら、基本的には大声を出して助けを呼ぶところですが、そこはアイドルDVDのドラマ。平塚さんは逆にか細い声で「ダメ…誰かに見られちゃう…」と囁くのみでした。これが相手の男子生徒(およびテレビの前の私w)を興奮させてしまい、ついにはスカートを脱がされてしまいます。
(いずれも「30+α」第3チャプターから)
スカートを脱がされ厳しい表情の平塚さんの眼前に、男子生徒は「これからが本番だ」と言わんばかりにピンク色の棒アイスを突き出します。最初は首を振ってアイスから逃れる平塚さんでしたが、結局くわえさせられる羽目となります。
(いずれも「30+α」第3チャプターから)
冷静に考えれば、男子学生がなんで朝早くから棒アイスを持参しているんだと思わなくもないですねwしかし理不尽な行動を要求され、初めはしかめっ面でアイスをくわえていた平塚さんは、やがて目をトロンとさせ、ついには自ら舌を出して積極的に棒アイスを迎え入れるのでした。
この手のくだりは、30年以上昔の2時間サスペンスを思い出します。当時の2サスは、非常に男女の濡れ場が多くありました。ワケありな恋人同士のシーンで、男性が求めるのを女性は最初抵抗しますが、まんざらでもない表情になって彼を受け入れ、場面が切り替わってベッドで濃厚なセックスシーンを披露する…みたいなね。
(いずれも「30+α」第3チャプターから)
後半にはひざまずいて、ほおをすぼめてアイスを吸い立てたり、残り少なくなったアイスを舌裏まで駆使して味わったり、首をかしげて側面から舐め上げるという女教師のエロスを披露してアイス舐めは終わる。時間そのものは非常に短いものであるが、毅然とした女教師がエロく乱れる様を十全に平塚さんは演じきったといえるのではないか。
しかし。これで先ほどの画像消去に応じてくれると思った平塚さんの淡い期待は水泡に帰す。男子生徒は画像を消さないどころか、先ほど脱がしたスカートをひっつかんで逃走するのだった。
これもう警察呼ばなあかんやんけ。脱兎の如く走り去る男子生徒を見て、平塚さんは「どうしよう…きょうから修学旅行なのに…」とひとりごちた。
すいません、ものっそツッコミどころいっぱいなんですがwスカート取られたままで学校行けるのかとか、修学旅行の準備それまでやってる感じやなかったやんとか。
そうした設定のうらみは残るが、この後のチャプターから「30+α」の見どころが目白押しになったりする。その詳細は、とりあえず購入してご確認いただきたいとw
私としては、ぜひとも5月27日発売の平塚奈菜7本目のIV「美艶‐Bien」の予習として、「30+α」を皆さんに堪能していただきたいと願うばかりである。